システム監視サーバ
概要 機能詳細

システム監視サーバ機能詳細

基本機能

  • サーバ死活監視
    サーバの停止はすべてのサービス提供停止を意味します。ネットワーク疎通監視によってサーバの死活を監視します。ネットワーク停止をモニタリングしますが、サービス提供がネットワーク経由のため、システム停止とネットワーク停止は同義ととらえています。

  • サービス死活監視
    サーバ上ではウェブサービス、メールサービス等がアプリケーションによって提供されます。サーバ上で稼働しているプロセス、ネットワークソケットをモニタリングし、サービスの動作状況を監視します。

  • システム改ざん監視
    悪意あるユーザによってシステム変更が行われることを防ぐするために変更を禁止しているファイルの改ざん検知機能を導入します。

  • リソース監視
    CPUやメモリが消費しつくされた場合には正常なサービスができなくなります。また、ディスク容量が不足するとサービス停止につながります。正常サービス提供のためにサーバの各リソースを定期監視します。

  • パフォーマンス監視
    DBサービスへの接続数やウェブサービスへの接続数など、サービス提供に関して監視を行います。導入時の設計・試験状況に比べて利用者に対して十分なサービス提供が行えているかを監視します。

  • システムログ集約
    各サーバのログをシステムログ用サーバに転送し、システムログ解析を簡便化します。また、各システムのログが改ざんされた際にその差異を確認するためにも有効です。

  • 稼働状況統計収集
    取得したシステムリソース利用状況を統計処理し、サーバの動作情報を統計化します。急激なリソース不足(ピーク処理能力)への対応、平常時リソースの動的再分配計画などに役立ちます。

  • 障害時電子メール通知
    障害検出時に電子メールによる障害通知を行います。検出障害ごと、サーバごとに配送先を変更できますので必要な警告を適切に配信できます。

  • 障害情報可視化
    各サーバで発生している障害情報を一目で把握できるようにモニタリング状況を可視化します。ウェブブラウザ経由で確認できるので多人数での監視が可能です。

  • 運用情報可視化
    CPU利用状況、メモリ使用状況、ネットワークトラフィック、ディスク使用率などのサーバリソースを可視化します。ウェブブラウザ経由で確認できるので多人数での監視が可能です。

追加機能

  • ウェブサービスログ解析
    ウェブサーバログを解析し、統計情報としてレポート作成します。アクセス状況からユーザが求めているコンテンツを解析したり、参照元解析によってサーチエンジン等での検索キーワード取得ができます。

  • プロキシサービスログ解析
    ウェブプロキシ(Squid)のログ解析を行い、プロキシ利用ユーザが閲覧しているサイトを監視します。業務外サイトへのアクセスがある場合には別途接続不能リストに登録するなどの対応が可能です。

  • メールサービスログ解析
    メールサーバの動作ログは膨大になるためにその内容確認はシステム管理者にとってコストの高い作業になります。ログ解析サービスを導入することでメールシステム運用コストを低減します。

  • 自動レポート生成
    定期的に出力データをpdfにまとめてメール通知します。サーバ運用レポートの作成を簡便化できます。

  • 自動サービス再起動
    サービスリソースが極度に不足したり、サービスが応答不能になるなど障害発生時に自動的にサービスの再起動を行い、障害通知メールを発報します。

  • 自動サーバ再起動
    クラスタシステムなど一部のサーバが再起動可能な場合にはシステムリソース枯渇時にサーバ再起動によってサービス回復を試みます。

  • 追加モジュール導入
    特殊環境下のサービスをモニタリングするためにモジュールを追加したり、開発するなどのサポートを行っています。


導入アプリケーション

対応OS

  • Linux
    RedHat Enterprise Linux
    Fedora Core
    CentOS
    OpenSUSE
    Ubuntsu

  • FreeBSD
    FreeBSD 4.x
    FreeBSD 5.x
    FreeBSD 6.x
    FreeBSD 7.x

  • UNIX
    (コンパイル環境によっては不可)
    Solaris
    HP-UX
    AIX