DNSサーバ
概要 機能詳細

コンピュータ名とIPアドレスを対応させる

インターネット、イントラネットは基本的にIPアドレスが割り当てられたネットワークカードを通じてIP通信を行い、各種サービスを提供している。現在はIPv4が主流ですが、IPアドレスはただの数字の羅列にすぎないため、覚えやすいものとは言えません。さらに、IPv6が主流になるにつれて一層覚えにくいものになっていきます。
DNS (Domain Name System) サーバーとは、IPアドレスに対応した名前を提供することによってIPアドレスを覚えなくてもわかりやすいホームページアドレスを提供したり、わかりやすいメールアドレスの作成を可能にします。

したがいまして、ネットワークを構築する場合には必ず必要になるサーバの一つといえます。

DNSサーバ配置例


基本機能

  • 正引き設定
  • 逆引き設定
  • サブドメイン設定
  • ロギング設定
  • マスター・スレーブ設定
  • RNDC設定
  • セキュリティ設定

追加機能

  • Dynamic DNS設定
  • AD連携
  • IPv6対応
  • 国際ドメイン(idn)対応
  • chroot設定
  • キャッシュサーバ設定

導入の流れ

  1. 現行ネットワークを論理ポリシー確認
  2. 新規に導入される端末・サーバの確認
  3. インターネット接続確認
  4. ファイアーウォール確認
  5. セキュリティーポリシーの確認
  6. IPアドレス空間の確認
  7. アクセス制限設計
  8. 動的 DNS の導入検討
  9. 仮想ネットワーク構築による導入テスト
  10. 試験運用からサービスの妥当性を検討
  11. 本格導入へと移行。

導入アプリケーション

対応OS

  • Linux
    RedHat Enterprise Linux
    Fedora Core
    CentOS
    OpenSUSE
    Ubuntsu

  • FreeBSD
    FreeBSD 4.x
    FreeBSD 5.x
    FreeBSD 6.x
    FreeBSD 7.x

  • UNIX
    (コンパイル環境によっては不可)
    Solaris
    HP-UX
    AIX