ファイルサーバ
概要 機能詳細

高信頼性ストレージでデータ管理を一元化

日常業務がコンピュータで処理されるようになり、各個人でパソコンを利用することが一般的になりました。各パソコンに業務情報が保存されているケースでは、PCの持ち出しや破損によって機密情報の流出・紛失・消滅など様々な障害が発生する可能性があります。一方で、SaaS(Software As A Service)の導入によりネットワーク経由でアプリケーションを利用するサービスが増えてきています。全世界的に保存先を分散して管理しているSaaSではデータの保全性が確保されていますが、インターネットを通じて重要書類をやり取りすることに抵抗がある人も少なくないでしょう。
社内にファイルサーバを設置し、重要なファイルは高性能・高信頼性のファイルサーバ上に保存することで管理コストの低減・機密性を高めた運用をご提案しています。

重要ファイルの保存先を個人PCから高信頼性ファイルサーバへ

個人でPCを利用する機会が増えましたが、すべてのユーザがデータを適切に取り扱う知識があるとは限りません。日々のバックアップ、ハードディスクの障害予知、機密データの暗号化保存を意識的に行うことは大変煩雑な作業になります。ファイルサーバを利用することでこれらの作業を自動化することが可能です。そのほかファイルサーバを利用することで以下のメリットが得られます。
  • 複数人数でデータ共有することで、知識共有が可能
  • 日常的に他人に文書提供するため、記録内容が高度化
  • ディスク増設が容易
  • PC障害時にも他のPCからデータ操作可能



基本機能

  • ext(またはufs) format
  • CIFS共有(Windows用)
  • NFS共有(UNIX、Mac用)
  • 日本語対応
  • 共有ディレクトリ作成
  • アクセス制限
  • ロギング設定
  • RAID設定
  • ユーザ登録
  • DNS登録
  • バックアップ設定

追加機能

  • パフォーマンスチューニング
  • LDAP認証設定
  • gfs2(64bit)ファイルシステム
  • IPv6対応
  • iScsi
  • LinkAgreegation(IEEE802.3ad)
  • ActiveDirectory連携

導入の流れ

  1. 必要ディスク容量検討
  2. ネットワーク構成確認
  3. 必要機能の確認・提案
  4. サーバ・ネットワーク機器選定
  5. ソフトウェア設計
  6. 仮想ネットワーク構築による導入テスト
  7. 試験運用からサービスの妥当性を検討
  8. 本格導入へと移行。

導入アプリケーション

  • Samba
    Samba 3.4.x
    Samba 3.3.x
    Samba 3.2.x

対応OS

  • Linux
    RedHat Enterprise Linux
    Fedora Core
    CentOS
    OpenSUSE
    Ubuntsu

  • FreeBSD
    FreeBSD 4.x
    FreeBSD 5.x
    FreeBSD 6.x
    FreeBSD 7.x

  • UNIX
    (コンパイル環境によっては不可)
    Solaris
    HP-UX
    AIX