ファイアウォール
概要 機能詳細

ファイアウォール機能詳細

基本機能

  • ルーター機能
    ファイアウォールはネットワークとネットワークの間に設置するため、適切なルーティングが必要になります。接続しているネットワーク経路に応じたルーター昨日設定を実施します。また、ルーティング設定により不要なパケットがネットワーク内部に流入することを遮断します。

  • ファイアウォール機能
    接続対象ネットワークの制限、利用サービスポートの制限、ネットワーク攻撃対策を検討し、必要なサービスのみネットワーク通信可能なように設定します。

  • ログ収集
    ネットワークに対する攻撃が発生した場合、そのアクセスもとやアクセスポート、通信内容の解析を行い対策を実施する必要があります。ファイアウォールに対する通信内容をログとして保存するための設定を行います。大容量のログを取得する場合には別途ログ取得サーバの設置が必要になります。

  • NTP設定
    インターネット時刻サーバとの通信により、サーバの内部時間を適切に設定します。

追加機能

  • DHCP機能
    ファイアウォールにDHCP機能がある場合、対象ネットワークに対して動的にIPアドレスを割り当てることが可能です。必要に応じてDHCP機能の設定を行います。

  • VPN機能
    外部ネットワークからファイアウォール内部ネットワークへ安全に接続するためのVPN(暗号化通信)接続設定を行います。アプライアンス製品によってはVPN機能が存在しない場合があります。

  • snmp設定
    ファイアウォールの動作状態をモニタリングするためのsnmp設定を行います。CPU利用率やネットワークトラフィックをモニタリングすることによりファイアウォールの増強計画などに役立てます。また、トリガー設定によって通信が異常に増加した場合、CPU使用率高騰により通信障害の前兆を検知するなど異常検知を行い、管理者宛に通知を行うことも可能です。

  • 冗長化構成
    ファイアウォールが停止することですべてのネットワーク通信が遮断されてしまいます。ハードウェア損傷などの異常時にも速やかにネットワーク通信を回復できるようにファイアウォールの冗長化を行います。


ハードウェア

  • 専用アプライアンス製品各種
  • 汎用サーバへのソフトウェア導入

導入アプリケーション(汎用サーバの場合)

  • ipfw
  • ipfw2
  • ipchains
  • iptables
  • tcp_wrapper

対応OS(汎用サーバの場合)

  • Linux
    RedHat Enterprise Linux
    Fedora Core
    CentOS
    OpenSUSE
    Ubuntsu

  • FreeBSD
    FreeBSD 4.x
    FreeBSD 5.x
    FreeBSD 6.x
    FreeBSD 7.x

  • UNIX
    (コンパイル環境によっては不可)
    Solaris
    HP-UX
    AIX