ファイルサーバ機能詳細

基本機能

• ext(またはufs） format
  標準構成ではOS標準フォーマットでディスクの初期化を行います。Linuxシステムではextファイルシステム（ext3, ext4, xfsなど）、FreeBSDではufs, ufs2ファイルシステムを構築します。他OSでは各OSの標準フォーマットに準拠します。


• CIFS共有（Windows用）
  Windowsシステムとのファイル共有を行うためにCIFSプロトコルを利用します。


• NFS共有（UNIX、Mac用）
  UNIXシステム用、Macシステム用のファイルサーバとして構築するためにNFS設定を行います。NFSバージョンとして、v2, v3, v4が利用可能です。


• 日本語対応
  PC用ファイルサーバとして利用する場合は日本語環境を適切に設定します。


• 共有ディレクトリ作成
  グループでのファイル共有、利用者全体でのファイル共有など、多人数でファイルサーバを利用する際の適切な運用ポリシー策定から設定までを行います。


• アクセス制限
  ファイルサーバへのアクセスはネットワーク経由で行われるため、対象外ユーザからのアクセスを防ぐネットワークアクセス制限を実施します。


• ロギング設定
  システム動作状況をモニタリングするためのロギング設定を行います。ユーザの利用状況、不具合発生状況のモニタリングによりサーバ増強計画や迅速な障害対応が可能になります。


• RAID設定
  サーバのディスク構成にRAID（冗長ディスクシステム）をとりいれ、ディスク障害が発生してもデータ損失が発生しない構成をとりいれます。ハードウェアがRAIDに対応している必要があります。


• ユーザ登録
  ファイルサーバへのアクセスをユーザによって分類するためのユーザ登録を行います。公開ファイルサーバであれば必要ありません。


• DNS登録
  ファイルサーバを社内ネットワークで利用するためのDNS登録を行います。


• バックアップ設定
  バックアップファイルシステムを別途用意し、日常的なバックアップを行います。テープドライブへのバックアップ等も可能ですが、運用上Disk to Diskによるバックアップを前提とします。